【研究発表者募集】日本歌謡学会令和4年度春季大会

研究発表者募集のお知らせ

日本歌謡学会 令和四年度春季大会を、来たる令和4年5月21日(土)、22日(日)に、京都精華大学にて会場・オンライン併用で開催します。

つきましては研究発表者を募集しますので、研究発表をご希望の方は発表題目と八百字程度の要旨を添えて、令和4年2月28日(月)必着にて事務局までお申し込みください。郵送・電子メールの何れにても受け付けます。

なお、採否の決定は常任理事会に委ねられ、結果は3月10日までに事務局よりご連絡いたします。

令和3年12月6日

日本歌謡学会 令和4年度春季大会シンポジウム ご案内

 令和四年度春季大会では、京都精華大学の末次智先生の発案により、第二日(5月22日)の午後、次ページのようにシンポジウムを行うことになりました。
 テーマは「歌謡のアナキズム」という刺激的なもので、発案者末次智先生による「告知文」を、次ページに載せております。
 また、登壇予定者として、京都精華大学メディア表現学部教授・安田昌弘氏にお願いしております。

 つきましては、このシンポジウムにご登壇くださる学会員の方を、合わせて募集いたします。
 テーマの趣旨をお酌み取りいただいて、どうぞふるってご応募くださいませ。

■テーマ :「歌謡のアナキズム」

■告知文 :
 このテーマは日本歌謡学会のシンポジウムといたしましては、少しなじみにくいものかも知れません。それで、登壇者の募集の補足として、テーマを設定した理由について、シンポジウムの担当者として簡単な説明をしておきます。まず、「アナキズム」という語について、松村圭一郎という文化人類学者の『くらしのアナキズム』(ミシマ2021.09.28)という本から引用します。
 
 二十一世紀のアナキストは政府の転覆を謀る必要はない。自助をかかげ、自粛にたよる政府のもとで、ぼくらは現にアナキストとして生きている。/『公』とか『公共』といえば、お上のやることだと信じられてきた。今度はそれを企業など別のだれかにゆだねようとしている。ぼくらはどこかで自分たちには問題に対処する能力も責任もないと思っている。でも、ほんとうにそれはふつうの生活者には手の届かないものなのか。アナキズムには、国にたよらずとも、自分たちで『公共』をつくり、守ることができるという確認がある。

 これに即して言えば、多くの人がそう感じているように、歌謡は国がなくても、人々に歌われ、そして、伝承されてきました。歌謡の存在に基本的には国のようなお上は必要ありません。一方で、時に歌謡はお上の誤りを批判もします。このように、「お上から自立した言語表現としての歌謡」を民衆の「公共財(コモン)」としてとらえ、その可能性を論じることで、歌謡の持つ現代的な意義が浮かび上がるのではないでしょうか。

■登壇予定者 : 安田昌弘氏(京都精華大学 メディア表現学部 メディア表現学科 音楽表現専攻/ポピュラー音楽・文化社会学研究)

■発表テーマ : 「『ラップ』と黒人ディアスポラ」

■テーマ概要 :
「アメリカの黒人文化を研究してきた運動家のリロイ・ジョーンズさんは、黒人文化を『Changing Same』という言葉で表しました。つまり、常に形を変えるが、常に変わらないもの、というような意味です。アフリカからアメリカへ大西洋を渡りながら、アフリカの民謡も、口から口へと、形を変えながらも、綿花農場の労働歌として、あるいはジャズやソウル、そしてヒップホップとして世代を超えて伝わってきました。」(以上、安田氏)「ディアスポラ」とは、このように国や文化を超えて伝わるラップという歌について発表していただきます。

                                   以上

期 日令和4年5月21日(土)、22日(日)
会 場 京都精華大学(会場)・オンライン併用
申込先 日本歌謡学会事務局 米山敬子
【郵送の場合】
〒573-1008 大阪府枚方市御殿山南町6-1
       関西外国語大学 御殿山キャンパス 米山敬子研究室内
【メールの場合】
takako-y*kansaigaidai.ac.jp(*を@に変えてご連絡ください)
備 考*非会員の方は、発表採用の後にご入会をお願いいたします。
入会のご案内
*シンポジウムの登壇ご希望の場合も、研究発表と同様、発表題目と八百字程度の要旨を添えて、
 令和4年2月28日(月)必着にて事務局までお申し込みください。
 郵送・電子メールの何れにても受け付けます。
* 発表とシンポジウムの持ち時間:研究発表会の方は、持ち時間1人25分。
                シンポジウムの方は、お一人30分ほど。
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