日本歌謡学会志田延義賞授賞者一覧

第39回(令和3年度)

藤原彰子『歌謡を書く』

藤原彰子氏は、個々の歌謡に対して書体や料紙、筆、墨に至るまで選び抜き、見事な解釈によって書として具現化している。二〇二〇年度秋季大会会場での展示、また二〇二一年の個展での図録『歌謡を書くーー古代歌謡から江戸小歌までーー』をはじめとする出版物に対して。

第38回(令和2年度)

遠藤耕太郎『万葉集の起源 東アジアに息づく抒情の系譜』(令和2年6月、中央公論新社)

第37回(令和元年度)

授賞者なし

第36回(平成30年度)

授賞者なし

第35回(平成29年度)

辻浩和『 中世の〈遊女〉―生業と身分』(平成29年3月、京都大学学術出版会)

第34回(平成28年度)

烏谷知子『上代文学の伝承と表現』(平成28年6月、おうふう)

第33回(平成27年度)

工藤隆 『歌垣の世界 歌垣文化圏の中の日本』(平成27年12月、勉誠出版)

第32回(平成26年度)

縄手聖子『今様のなかの〈表象〉』(平成26年4月、笠間書院)

第31回(平成25年度)

中本真人『宮廷御神楽芸能史』(平成25年10月、新典社)

第30回(平成24年度)

末次智『琉球宮廷歌謡論―首里城の時空から―』(平成24年10月、森話社)
中田幸司『平安宮廷文学と歌謡』(平成24年12月、笠間書院)

第29回(平成23年度)

永池健二『逸脱の唱声―歌謡の精神史―』(平成23年 9月、新泉社)

第28回(平成22年度)

授賞者なし

第27回(平成21年度)

授賞者なし

第26回(平成20年度)

授賞者なし

第25回(平成19年度)

藤原享和『古代宮廷儀礼と歌謡』(平成19年 6月、おうふう)
飯島一彦『古代歌謡の終焉と変容』(平成19年 3月、おうふう)
清水眞澄『音声表現思想史の基礎的研究 信仰・学問・支配構造の連関』(平成19年12月、三弥井書店)

第24回(平成18年度)

長野隆之『語られる民謡 歌の「場」の民俗学』(平成19年 3月、慶友社)

第23回(平成17年度)

沖本幸子『今様の時代―変容する宮廷芸能―』(平成18年2月、東京大学出版会)
野川美穂子『地歌における曲種の生成』(平成18年2月、第一書房)

第22回(平成16年度)

授賞者なし

第21回(平成15年度)

授賞者なし

第20回(平成14年度)

居駒永幸『古代の歌と叙事文芸史』(平成15年3月、笠間書院)

第19回(平成13年度)

植木朝子『梁塵秘抄とその周縁―今様と和歌・説話・物語の交流―』(平成13年 5月、三省堂)

第18回(平成12年度)

授賞者なし

第17回(平成11年度)

青柳隆志『日本朗詠史 研究編』(平成11年 2月、笠間書院)
狩俣恵一『南島歌謡の研究』(平成11年12月、瑞木書房)

第16回(平成10年度)

授賞者なし

第15回(平成9年度)

授賞者なし

第14回(平成8年度)

平賀禮子『御船歌の研究』(平成9年 2月、三弥井書店)

第13回(平成7年度)

小野恭靖『中世歌謡の文学的研究』(平成8年2月、笠間書院)

第12回(平成6年度)

井出幸男『中世歌謡の史的研究 室町小歌の時代』(平成7年1月、三弥井書店)
鈴木佐内『仏教歌謡研究』(平成6年4月、近代文芸社)

第11回(平成5年度)

外村久江・外村南都子『早歌全詞章』(平成5年4月、三弥井書店)

第10回(平成4年度)

池田廣司『狂言歌謡研究集成』(平成4年1月、風間書房)
須藤豊彦『日本民俗歌謡の研究』(平成5年3月、桜楓社)

第9回(平成3年度)

授賞者なし

第8回(平成2年度)

西沢爽『日本近代歌謡史』上・下・資料編(平成2年11月、桜楓社)

第7回(平成元年度)

授賞者なし

第6回(昭和63年度)

鳥居フミ子・土佐浄瑠璃に関する研究業績
  『土佐浄瑠璃正本集』(全3巻、昭和63年、角川書店)
  『近世芸能の研究―土佐浄瑠璃の世界―』(平成元年、武蔵野書院)など

第5回(昭和62年度)

宮岡薫『古代歌謡の構造』(昭和62年10月、新典社)
馬場光子『今様のこころとことば「梁塵秘抄」の世界』(昭和62年5月、三弥井書店)

第4回(昭和61年度)

授賞者なし

第3回(昭和60年度)

成田守『奥浄瑠璃の研究』(昭和60年1月、桜楓社)
   『筑前盲僧の伝承』(昭和60年12月、三弥井書店)

第2回(昭和59年度)

外村南都子・早歌に関する研究業績
  多年にわたる秀れた早歌に関する研究を評価

第1回(昭和58年度)

真鍋昌弘『中世近世歌謡の研究』(昭和57年10月、桜楓社)
内田るり子『奄美民謡とその周辺』(昭和58年10月、雄山閣出版)

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