この度、日本歌謡学会は、国立台湾文学館の依頼を受け、同館主催「台日「文学と歌謠」国際シンポジウム」(台日『文學與歌謡』國際學術研討會)を共催することになりました。これはグローバル化の著しい現代において、台湾の歌謡研究と日本の歌謡研究それぞれの成果を示し、交流することで、新たな研究方法を探っていこうという試みです。多くの皆様にご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。(なお、このシンポジウムは佐藤春夫記念館も共催いたしております。)
プログラム
期日 | 平成28年 6月4日(土)・5日(日) |
会場 | 国立台湾文学館(台湾・台南市70041中西区中正路1号) |
《第1日》6月4日(土)
- 9:00開幕式
- 9:20講演「臺灣文學的殖民與後殖民」國立政治大學教授 陳芳明
- 10:20論文発表
- 11:40(昼食)ポスターによる発表「血縁、歴史及虚構之間:論陳舜臣《小説鄭成功》之形象塑像與叙事策略」國立臺灣大學博士候選人 張日郡
- 12:40講演講演「『田植草紙』の世界―日本歌謡の象徴性―」日本歌謡学会名誉会長 真鍋昌弘
- 13:40論文発表
- 15:15論文発表
- 16:50論壇(パネルディスカッション)臺灣・日本歌謠縱橫談南星歌謠研究社創辯人 郭一男
國立臺灣歴史博物館研究人員 黃裕元
臺灣歌謠廣播電視節目主人 呉國禎
元奈良教育大学教授 永池健二
獨協大学教授 飯島一彦
智辯学園奈良カレッジ教諭 下仲一功
《第2日》6月5日(日)
- 9:30講演「熊野・新宮の「大逆事件」が問いかけるもの―佐藤春夫から中上健次へ―」佐藤春夫記念館館長 辻本雄一
- 10:40論壇(パネルディスカッション)佐藤春夫與臺灣佐藤春夫記念館館長 辻本雄一
天理大学教授 下村作次郎
実践女子大学准教授 河野龍也
一橋大学特別研究員 橋本恭子
國立曁南國際大學兼任助理教授 鄧相揚
國立臺灣師範大學教授 許俊雅 - 11:40閉幕式
同時開催 国立台湾文学館「歌詩傳奇:歌仔冊捐贈展」(展覽室E、6/19まで)