日本学術会議法案に関する声明

今般、政府は、日本学術会議の組織のあり方について有識者懇談会を開催して議論を進め、その報告を基に、3月7日、日本学術会議の法人化を内容とする法律案を閣議決定し、国会に提出しました。この日本学術会議法案は、安定した財政基盤の確保、政府からの独立、会員選考における自主性・独立性など、ナショナル・アカデミーとして満たすべき重要な条件を充足しているとは言えません。

4月15日開催の第194回日本学術会議総会において、決議「日本学術会議法案の修正について」ならびに声明「次世代につなぐ日本学術会議の継承と発展に向けて~政府による日本学術会議法案の国会提出にあたって」の2件が可決されました。これらはいずれも、上記の条件の充足を改めて要請するものです。

https://www.scj.go.jp/ja/head/pdf/20250415.pdf

https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-26-s194-s.pdf

私たちは学術に携わる者として、日本学術会議の上記決議・声明を支持します。

                             日本歌謡学会常任理事会

タイトルとURLをコピーしました